看護部長からのメッセージ
- 専門職としての自覚と向上心を持ち、
患者様に誠実に向き合う看護師を
目指してほしい -
看護部長 筒井 美帆
埼玉県川越市出身。都立の看護学校を卒業後、都内の病院で勤務。その後、結婚・出産を機に地元へ戻り、平成14年当院に入職。当時は夜勤ができなかったため、フルパートで7年ほど勤務。常勤切替え後すぐに主任に就任。その後病棟師長を経て、2020年6月より現職。
一から学べると思い、地元の総合病院へ入職

入職した当時は、教育マニュアルもなく「見て覚える」というスタンスで、以前勤務していた病院のしっかりとした教育体制との違いに愕然としました。入職後は、教育関連の研修会に多く参加し、新人指導や看護学生実習指導を通して人を育てることや人に伝える技術を学びました。その流れで、教育委員であった前看護部長や現在師長となっているスタッフなどで新しく教育マニュアルや業務手順の整備を進めるとともに研修会を開催し、スタッフの目線での教育体制を作り上げてきました。
地域の患者様のどの場面にも関われる

またスタッフに対しては、意見を取り入れて柔軟に対応する風土があります。スタッフの年齢も幅広く子育て世代も多いため、様々なライフスタイルに理解があり働きやすい職場です。「子育て中でも働きやすい職場」と紹介されて入職したスタッフもいます。今後もすべてのスタッフがより働きやすいような体制を整備していきます。
看護で勝負できる病院に

当院は元々外科系に強い病院ですが、最近の患者層に対応できるよう、循環器の勉強会も病棟単位で開催しています。教育については、指導にあたる側の中堅スタッフの教育、近年増えている中途入職者教育の充実にも目を向け、体制を整備していきたいと考えています。
また今後、病院として訪問看護や訪問リハビリなどを強化していく予定です。そのためには、看護部だけではなく多職種連携による問題解決が必要となってきます。例えば、外来・病棟看護師が同行しての退院後訪問や、リハビリ強化の必要な患者様に対しリハビリ科と協働し、日常の看護の中で自立支援を行う等の取り組みを始めています。
仕事は楽しくやりがいをもって

専門職としての自覚・向上心を持ち、仕事のやりがいや楽しさを忘れず、患者様に誠実に向き合える方と一緒に、これからの病院を作っていければと願っています。